休らい(読み)ヤスライ

デジタル大辞泉 「休らい」の意味・読み・例文・類語

やすらい〔やすらひ〕【休らい/安らい】

休むこと。また、穏やかなこと。
霧雨にぬれた竹林は…羊の群れが首をたれて、静かに眠っている―であった」〈康成春景色
ためらうこと。躊躇ちゅうちょすること。
「来し方の心の―さへあやふく覚え給へど」〈総角
たたずむこと。立ちどまること。
「怪しや。誰人の道ふみ迷へる―ぞや」〈太平記・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android