企業や大学などが所有する特許のうち、実際に利用されていない特許のこと。未使用特許ともいう。特許庁「平成25年度知的財産活動調査報告書」によると、大企業が所有する146万4176件の特許のなかで休眠特許は70万8967件と、48.4%を占める(2012年度)。商品化しても利益が少ない、他の技術と比して効果が大きくないなどの理由で未使用になることが多い。
特許を維持するだけでも管理費用がかかるため、研究開発の効率化、保有特許の絞り込みを進める企業などが休眠特許を外部に売却するケースも多い。買い取るのはおもに専門事業者で、そのなかには悪質な「パテント・トロール」もあるが、(1)同一領域のいくつかの特許を組み合わせること(クロスライセンス)によって少しでも価値を高め、必要としている企業に使用許諾を与えて収入を得る、(2)休眠特許の管理を受託することによって管理収入を得る、といったビジネスモデルを展開している事業者も多い。
[編集部]
(2013-12-20)
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