会津みしらず柿

デジタル大辞泉プラス 「会津みしらず柿」の解説

会津みしらず柿

福島県会津若松市で生産される渋柿。脱渋後の甘みは強く、果肉は歯ざわりがよく、皇室にも献上される良品質の柿で、古くから同地で栽培されている。みしらずの名称由来は、会津藩主が将軍に献上したところ「このように美味しい柿は今までに見知ったことがない」と賞賛されたことから、自分の枝を折ってしまうほどたわたに実をつけることから、わが身を忘れて食べ過ぎてしまうほど美味しいことから、などいくつかの説がある。「身不知柿」の表記もある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android