伝言・流言(読み)つてごと

精選版 日本国語大辞典 「伝言・流言」の意味・読み・例文・類語

つて‐ごと【伝言・流言】

〘名〙 (古くは「つてこと」) 口から口へ伝えることば。また、うわさ。ことづて。でんごん。
書紀(720)天智一〇年一二月・歌謡赤駒の い行き憚(はばか)真葛原 何の都底挙騰(ツテコト)(ただ)にし良(え)けむ」

つたえ‐ごと つたへ‥【伝言・流言】

随筆玉勝間(1795‐1812)二「おのがいふおもむきは、ことごとく古事記書紀にしるされたる、古への伝説(ツタヘゴト)のままなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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