伯家(読み)はっけ

精選版 日本国語大辞典 「伯家」の意味・読み・例文・類語

はっ‐け ハク‥【伯家】

〘名〙 神祇伯職を世襲した家。特に、平安末からの白川家をさす。→伯家神道。〔神道問答(1814)〕

はく‐け【伯家】

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改訂新版 世界大百科事典 「伯家」の意味・わかりやすい解説

伯家 (はくけ)

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世界大百科事典(旧版)内の伯家の言及

【白川家】より

…花山天皇より出た源氏。代々神祇伯(神祇官の長官)に任ぜられて明治維新に及んだので,伯家ともいう。また神祇伯に任ぜられると某王と称することを許され,その女は女王と称した特異な家である。…

【白川家】より

…花山天皇より出た源氏。代々神祇伯(神祇官の長官)に任ぜられて明治維新に及んだので,伯家ともいう。また神祇伯に任ぜられると某王と称することを許され,その女は女王と称した特異な家である。…

【伯家神道】より

白川家の神道で,白川神道ともいう。白川家は花山天皇の皇子清仁親王の子延信王の後胤で,王は1025年(万寿2)臣下に下り,後に神祇伯に任ぜられ,子孫代々この職に任ぜられたので伯家ともいう。伯に任ぜられたとき王号を賜うのが例であったので,王氏とも称せられた。…

※「伯家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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