独酌(読み)ドクシャク

デジタル大辞泉 「独酌」の意味・読み・例文・類語

どく‐しゃく【独酌】

[名](スル)ひとりで酒をついで飲むこと。「書物片手独酌する」
[類語]手酌

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「独酌」の意味・読み・例文・類語

どく‐しゃく【独酌】

  1. 〘 名詞 〙 相手がなく、ひとりで酒を飲むこと。また、杯などに自分で酒をついで飲むこと。手じゃく。
    1. [初出の実例]「月下独酌 月見ばや紫式部妻にして〈蚊足〉」(出典:俳諧・続虚栗(1687)秋)
    2. [その他の文献]〔南史‐顔延之伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「独酌」の読み・字形・画数・意味

【独酌】どくしやく

独り酒を飲む。明・劉基〔梅に題す、二絶、二〕詩 獨りの下 れむ、の鬢(びん)と同じきを を折りて、(ま)た鬢に插(さ)し 倒(てんたう)して東風を笑ふ

字通「独」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android