低級(読み)ていきゅう

精選版 日本国語大辞典 「低級」の意味・読み・例文・類語

てい‐きゅう ‥キフ【低級】

〘名〙 (形動) 階級等級内容品質などが一般より劣っていること。また、そのさま。
日本下層社会(1899)〈横山源之助〉五「労力者の低級なる日稼人足と雖も三十銭及至三十五銭を得べし」
※海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹四五「低級な人間の中に、高級な彼をも威圧して射すくめてしまふだけの威厳を見た」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「低級」の意味・読み・例文・類語

てい‐きゅう〔‐キフ〕【低級】

[名・形動]等級や内容・品質などの程度が低いこと。また、そのさま。「低級趣味」⇔高級
[派生]ていきゅうさ[名]
[類語]下級下等低い下品浅ましいさもしい卑しいはしたないあられもないしどけない下種低俗卑俗野卑低次元猥雑

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「低級」の読み・字形・画数・意味

【低級】ていきゆう

下級。

字通「低」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android