低色素性貧血(読み)テイシキソセイヒンケツ(その他表記)hypochromic anemia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「低色素性貧血」の意味・わかりやすい解説

低色素性貧血
ていしきそせいひんけつ
hypochromic anemia

色素減少性貧血ともいう。色素指数 (血色素赤血球数との比) が 0.9 (または 0.85) 以下の貧血をいう。ヘモグロビン合成の低下によるもので,鉄欠乏性貧血が代表的で,そのほか失血性貧血,鉤虫症,萎黄病,バンチ病,食事性貧血,続発性貧血などがある。一般に鉄剤効果を示す。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む