佐使(読み)さし

精選版 日本国語大辞典 「佐使」の意味・読み・例文・類語

さ‐し【佐使】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 互いに助け合うこと。
    1. [初出の実例]「諸筋者、互相佐使而為其動也」(出典:解体新書(1774)四)
  3. 漢方で、主薬種である君薬(くんやく)に対し、補助的に配合する薬種をいう。
    1. [初出の実例]「薬有佐使君臣差別、佐使其験極急也」(出典:庭訓往来註(室町中‐後))
  4. 中国古代から中古地方州郡長官であった刺史(しし)属僚佐史。〔東観漢記‐光武紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android