佐奈山寺跡(読み)さなやまでらあと

日本歴史地名大系 「佐奈山寺跡」の解説

佐奈山寺跡
さなやまでらあと

[現在地名]多気町四神田

四神田しこだ東部四神田池付近とその西北に延びる丘陵地(現在ライスセンター)付近は奈良時代後期の古瓦がたくさん出土した。天暦七年(九五三)の近長谷寺資財帳(同寺蔵)に記される「十六条四疋田里十九并廿坪一段」の四至の一つに「佐奈山寺治田」や「宝山寺」がみえ、この佐奈山寺のあった場所であろうと推測されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android