佐用[町](読み)さよう

百科事典マイペディア 「佐用[町]」の意味・わかりやすい解説

佐用[町]【さよう】

兵庫県西部,佐用郡の町。主集落は千種(ちくさ)川の支流佐用川に沿い,出雲因幡(いなば)への街道宿場町として栄えた。姫新(きしん)線,中国自動車道,国道179号線が通じる山陽・山陰間の交通要地。米・花卉(かき)・クリシイタケの栽培,製材,農機具製造が行われる。北部の平福はかつて佐用藩1万石の城下町で,古い町並みが残る。2005年10月佐用郡三日月町,南光町,上月町を編入。307.44km2。1万9265人(2010)。

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