体得(読み)タイトク

デジタル大辞泉 「体得」の意味・読み・例文・類語

たい‐とく【体得】

[名](スル)体験を通して知ること。理解して自分のものにすること。「技を体得する」
[類語]会得同化覚える学ぶ学習習得つかむのみこむマスター身に付ける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「体得」の意味・読み・例文・類語

たい‐とく【体得】

  1. 〘 名詞 〙 十分に会得して自分のものにすること。また、体験的に身につけること。
    1. [初出の実例]「自余の仏祖は、大師の道を参学しきたり、仏向上事を体得するなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)仏向上事)
    2. 「言葉の上は兎に角、実際に愛を体得(タイトク)する上に於て」(出典明暗(1916)〈夏目漱石〉一二七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android