精選版 日本国語大辞典 「体裁」の意味・読み・例文・類語
てい‐さい【体裁】
〘名〙
※松山集(1365頃)蒲団「錦茵繍褥付二塵埃一、実相円成有二体裁一」
※古文真宝桂林抄(1485頃)乾「荊公の論は体さいを先に云ほどにぞ」 〔沈約‐謝霊運伝論〕
※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一七「談話応接多くは其体裁を失ふ」
④ 顔つきや口先だけで他人の気に入るようなふるまいをすること。
たい‐さい【体裁】
〘名〙 ⇒ていさい(体裁)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報