余物・余者(読み)あましもの

精選版 日本国語大辞典 「余物・余者」の意味・読み・例文・類語

あまし‐もの【余物・余者】

〘名〙
① もてあました品物。無用な品物。また、残した物。
※俳諧・沙金袋(1657)夏「余花こそは人のきらはぬあまし物〈友之〉」
② もてあまされた人。始末にこまる人。
※文明本節用集(室町中)「余者 アマシモノ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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