余聞(読み)ヨブン

デジタル大辞泉 「余聞」の意味・読み・例文・類語

よ‐ぶん【余聞】

本筋とは離れた話。また、聞き漏らしていた話。こぼれ話。余話
[類語]零れ話余話逸話裏話秘話楽屋話内輪話打ち明け話内緒話自慢話逸聞挿話余録エピソードアネクドート

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「余聞」の意味・読み・例文・類語

よ‐ぶん【余聞】

〘名〙 本筋からもれた話。また、聞きもらした話。こぼれ話。余話。
三人妻(1892)〈尾崎紅葉〉後「御菓子料の多分なる効験(ききめ)は、余聞(ヨブン)までも悉しう探りて聞かせぬ」

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