作用線(読み)サヨウセン(英語表記)line of action

デジタル大辞泉 「作用線」の意味・読み・例文・類語

さよう‐せん【作用線】

力が物体に作用するとき、作用点を通って、力の方向に引いた直線

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「作用線」の意味・読み・例文・類語

さよう‐せん【作用線】

〘名〙 力が物体の一点に働く時、その力の着力点を通り、力の方向に引いた直線。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「作用線」の意味・わかりやすい解説

作用線
さようせん
line of action

着力点を通って力の方向に引いた直線。剛体に働く力は着力点を作用線上のどこへ動かしても,剛体に及ぼす効果は変らない。これを作用線の定理といい,これを満足するベクトルを一般に滑りベクトルという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android