佳節(読み)カセツ

デジタル大辞泉 「佳節」の意味・読み・例文・類語

か‐せつ【佳節/×嘉節】

めでたい日。祝日。「重陽ちょうようの―」
[類語]祝日祝祭日旗日祭日物日縁日

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精選版 日本国語大辞典 「佳節」の意味・読み・例文・類語

か‐せつ【佳節・嘉節】

  1. 〘 名詞 〙
  2. よい時節。
    1. [初出の実例]「春風国破有山河。不人生佳節過」(出典:翰林葫蘆集(1518頃)三・清明日看花)
    2. [その他の文献]〔曹植‐冬至献襪履表〕
  3. めでたい日。祝日。佳辰
    1. [初出の実例]「端午嘉節幸甚々々。御節供如例」(出典:看聞御記‐永享四年(1432)五月五日)

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普及版 字通 「佳節」の読み・字形・画数・意味

【佳節】かせつ

めでたい日。節供。唐・王維〔九月九日、山東の兄弟を憶ふ〕詩 獨り異に在りて、異客と爲る 佳に、倍(ますます)親を思ふ

字通「佳」の項目を見る

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