俊澄(読み)しゅんちょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「俊澄」の解説

俊澄 しゅんちょう

?-1650 江戸時代前期の尼僧
豊臣秀頼(ひでより)の未亡人千姫の侍女。大坂城落城後,本多忠刻(ただとき)と再婚する千姫が豊臣家との縁をきるため,その身代わりとして上野(こうずけ)(群馬県)満徳寺にはいり出家したとされる。同寺は以後,縁切寺,駆込寺としてみとめられた。慶安3年死去。前名は刑部局。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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