保高村(読み)ほたかむら

日本歴史地名大系 「保高村」の解説

保高村
ほたかむら

[現在地名]穂高町大字穂高 穂高本郷ほたかほんごう

日本アルプスの諸連峰を一望のもとにながめることのできる位置にあって、からす川扇状地の末端に発達した集落。扇央部分に枝村である田中たなか上原うえはらがある。

田中は長享三年(一四八九)の三宮穂高社御造宮定日記(穂高神社蔵)末尾文中にみえる集落名で、「穂高郷四至堺ノ事、東ハ千国大道ヲサカフ、南ハ柏原新居ノ沢ヲサカフ、上ハ田中ノ南、穂高セキヲサカフ、西ハ猪鹿ノ牧ノ宮ノ窪ノ東ヲサカフ、北ハ上ハ草深ノ北ノハヽサキ、下ハ御神路ヲサカフ也」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android