信濃屋庄三郎(読み)しなのや しょうざぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「信濃屋庄三郎」の解説

信濃屋庄三郎 しなのや-しょうざぶろう

1799-1871 江戸時代後期の商人
寛政11年生まれ。信濃(しなの)上神林村(長野県松本市)の材木商家業をつぎ,天保(てんぽう)6年江戸に支店をだす。弘化(こうか)元年(1844)江戸城本丸焼失,新造にさいし,用材を供給し名をあげる。のち幕府や諸大名への材木,金銭の調達の功により名字帯刀をゆるされ,野口庄三郎を名のった。明治4年3月29日死去。73歳。幼名は政吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android