倉橋町(読み)くらはしちよう

日本歴史地名大系 「倉橋町」の解説

倉橋町
くらはしちよう

面積:五四・二六平方キロ

倉橋島の南半分と、その南に続く鹿島・羽山はやま島・よこ島や、くろ島などを町域とし、北は音戸おんど町に接する。町域は花崗岩質の山地で、入江奥のわずかな平坦地に集落がある漁業中心の町であったが、山地を階段状に切開く瀬戸内海式農業の地に、蜜柑栽培が適して盛んとなり、現在では町生産高の半分以上を蜜柑が占める。漁業も鯛・海老・鰯などを中心に水揚げされる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android