倭文鞍(読み)シズクラ

デジタル大辞泉 「倭文鞍」の意味・読み・例文・類語

しず‐くら〔しづ‐〕【倭×鞍】

上代は「しつくら」》倭文しずで飾った鞍。一説下鞍とも。

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精選版 日本国語大辞典 「倭文鞍」の意味・読み・例文・類語

しず‐くら しづ‥【倭文鞍】

〘名〙 (古くは「しつくら」) 倭文で飾った鞍。一説に下鞍(したくら)とも。
万葉(8C後)五・八〇四「さつ弓を 手握り持ちて 赤駒に 志都久良(シツクラ)うち置き はひ乗りて 遊びあるきし 世間(よのなか)や」

しつ‐くら【倭文鞍】

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