偃臥(読み)エンガ

デジタル大辞泉 「偃臥」の意味・読み・例文・類語

えん‐が〔‐グワ〕【××臥】

[名](スル)うつぶして寝ること。腹ばうこと。
「余終日―す」〈中井弘・航海新説〉

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精選版 日本国語大辞典 「偃臥」の意味・読み・例文・類語

えん‐が‥グヮ【偃臥】

  1. 〘 名詞 〙 腹ばいに伏すこと。うつぶして寝ること。
    1. [初出の実例]「任心偃臥、逐思昇降」(出典:三教指帰(797頃)中)
    2. [その他の文献]〔列子‐湯問〕

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普及版 字通 「偃臥」の読み・字形・画数・意味

【偃臥】えんが(ぐわ)

ねころぶ。〔世説新語簡傲〕高坐人、丞相の坐に於て、恆に其の側に偃臥す。卞(べん)令(卞望之)を見て、肅然として容(かたち)を改めて云ふ、彼は是れ禮法の人なりと。

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