健康保険組合連合会(読み)ケンコウホケンクミアイレンゴウカイ

デジタル大辞泉 「健康保険組合連合会」の意味・読み・例文・類語

けんこうほけんくみあい‐れんごうかい〔ケンカウホケンくみあひレンガフクワイ〕【健康保険組合連合会】

健康保険組合の連合組織。健康保険法に基づく公法人。昭和18年(1943)設立。持続可能な医療保険制度の確立を目指し、医療制度改革・医療費適正化に向けた活動や、健保組合の運営支援、組合間の共同事業推進などに取り組む。健保連

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改訂新版 世界大百科事典 「健康保険組合連合会」の意味・わかりやすい解説

健康保険組合連合会 (けんこうほけんくみあいれんごうかい)

健康保険組合の全国組織。健保連と略称。1936年に社団法人格の自主的団体として創立された。健康保険法の改正で43年に公法人として健康保険組合連合会の設立が認可されたのにともない,旧組織を解散して新たに設立され,現在に至る。健保連加盟の組合数は2006年4月現在1548。(〈組合管掌健康保険〉の項参照)。本部は東京にあり,各都道府県に都道府県連合会が置かれている。運営は,議決機関たる総会と執行機関である理事会の決定によって行われる。主たる目的は,医療保険および関連制度の改善,医療費の適正化,組合方式の推進,健康管理等各組合共通目的の推進である。そのため,テレビ放映,機関紙誌の発行をはじめとする広報活動,国内外の調査研究,高額医療費共同負担事業,財政窮迫組合助成事業等が行われている。また,現在被保険者・家族のための健康開発共同事業の実施が検討されている。
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