デジタル大辞泉
「傾蓋」の意味・読み・例文・類語
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けい‐がい【傾蓋】
〘名〙 (「蓋」はきぬがさ。孔子が、道でたまたま会った程子と車の蓋を傾け合って、親しく話し込んだという「
孔子家語‐致思」の故事から) たまたま会うこと。また、ちょっと会っただけで、親しくなること。
※
明衡往来(11C中か)
中本「側以承
レ之。加之傾蓋之友一両来会」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「傾蓋」の読み・字形・画数・意味
【傾蓋】けいがい
路上で相い、車蓋を接近して話す。一見して親しむ。〔史記、鄒陽伝〕に曰く、白頭も新たなるが如く、傾蓋も故(旧の人)の如しと。何となれば則ち、知ると知らざるとなり。字通「傾」の項目を見る。
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