元へ(読み)モトヘ

デジタル大辞泉 「元へ」の意味・読み・例文・類語

もと‐へ【元へ】

[感]《旧軍隊用語》
体操などで、もと姿勢にもどることを命令する語。もとい。
言いまちがえて訂正するときに発する語。もとい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「元へ」の意味・読み・例文・類語

もと‐へ【元へ】

感動〙 いい直し、やり直しをする時にいうことば。特に旧軍隊で慣用的に使われ、現代では、体操などで、もとの状態にもどるときの号令として用いる。もとい。
断橋(1911)〈岩野泡鳴〉二「『ぢゃア、もとへだ』と、義雄も景気づいて答へる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android