元地(読み)もとじ

日本歴史地名大系 「元地」の解説

元地
もとじ

[現在地名]洲本市栄町さかえまち一丁目・海岸通かいがんどおり二丁目・本町ほんまち一―四丁目

洲本川河口部右岸内湊うちみなと西岸一帯にあたる。漁師町元地りようしまちもとじともいい、漁師町はかつては洲本川対岸塩屋しおや村の加子町の地にあったが、寛文二年(一六六二)右岸に移り町を形成した。この時の家数四三軒という。享保一五年(一七三〇)には表口間数一二二間であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android