デジタル大辞泉
「先代」の意味・読み・例文・類語
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せん‐だい【先代】
〘名〙
① 現代より前の時代。前の世。前代。
※
古事記(712)序「心鏡は
煒煌として、明らかに先代を覩
(み)たまひき」
② 特に室町時代、前の時代である鎌倉時代をいう
呼称。→
中先代。
※清原宣賢式目抄(1534)「先代の始をいへは、右兵衛権の佐源頼朝也」
③ 当主の前の代。さきの主人。さきのみかど。
※栄花(1028‐92頃)煙の後「
せんだいをば後朱雀とぞ申める」 〔春秋左伝‐僖公二四年〕
④ 新しく襲名した芸能人などの一代前の人。
※第2ブラリひょうたん(1950)〈
高田保〉
奈落「六代目尾上菊五郎というとき、私のおもい出の中に泛んで来る人に、先代の守田勘彌がある」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「先代」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報