先立ちて(読み)さきだちて

精選版 日本国語大辞典 「先立ちて」の意味・読み・例文・類語

さきだち‐て【先立て】

  1. 〘 副詞 〙 ( 動詞「さきだつ(先立)」の連用形助詞「て」が付いてできたもの ) まえもって。先に。以前に。
    1. [初出の実例]「先(さキダ)ちて訳せる所の無着の論本も、亦能断と名づけたり」(出典:金剛般若経讚述仁和元年点(885))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android