党派(読み)トウハ

デジタル大辞泉 「党派」の意味・読み・例文・類語

とう‐は〔タウ‐〕【党派】

考え方主義利害関係などを同じくする人々の集まり。党。
党の中の分派
[類語]派閥旧派新派分派別派

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「党派」の意味・読み・例文・類語

とう‐は タウ‥【党派】

〘名〙
① 主義・思想などを同じくする者が集まってつくった団体。党。
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉五二「マルツラバースは屡々サクシンガム侯の招待を受れども、元来其党派を異にし」
② 党の中の分派。
行動などをともにする仲間。組。
※春雨文庫(1876‐82)〈和田定節〉一三「諸藩の徒が〈略〉攘夷鎖港のと騒ぎたて日々にその党派を集め当横浜港をも襲はんとする」

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