八丁堀金六町(読み)はつちようぼりきんろくちよう

日本歴史地名大系 「八丁堀金六町」の解説

八丁堀金六町
はつちようぼりきんろくちよう

[現在地名]中央区八丁堀はつちようぼり二丁目

長沢ながさわ町の北にある。文久三年(一八六三)再刻の尾張屋版切絵図によると三ヵ所に分散し、八丁堀北紺屋はつちようぼりきたこんや町や八丁堀水谷はつちようぼりみずたに町などと入組んでいる。八丁堀北紺屋町と同様、享保六年(一七二一)には築地にあった京橋金六町の代地が当地に移され、同九年に一部は芝口しばぐち橋北側に移転して跡地八丁堀金六町立跡となり、同一三年さらに京橋川南岸の元地へ戻った(沿革図書・安永三年小間附町鑑など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android