八八王(読み)ぱちぱちおう

精選版 日本国語大辞典 「八八王」の意味・読み・例文・類語

ぱちぱち‐おう ‥ワウ【八八王】

刀剣の名。鎌倉中期、山城国京都市粟田口の刀工藤原左兵衛尉国吉の作。南北朝時代の武将今川範国が国吉作の刀を佩(お)び、敵の二つの兜(かぶと)の鉢をまっ二つに切ったところから名づけられたという。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android