八面・八方(読み)やも

精選版 日本国語大辞典 「八面・八方」の意味・読み・例文・類語

や‐も【八面・八方】

〘名〙 「やおも(八面)」の変化した語。
書紀(720)雄略九年五月(前田本訓)「大将軍紀小弓宿禰、龍(たつ)のごとく驤(あか)り、虎のごとく視て、旁(あまね)八維(ヤモ)を眺(み)る」
続日本紀‐天平元年(729)八月五日「この天官御座(たかみくら)に坐して天地八方(ヤモ)を治め調へ賜ふ事は」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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