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中国清代,広州外国貿易商人(行商)の組合。ふつう広東十三公行と呼ばれるが,行商の数は13とはかぎらず,20~50家の間を増減した。清朝は1685年(康熙24),それまで禁じていた海外貿易を許可し,広州に粤海関(えつかいかん)をおいて関税を徴収したが,翌86年行商に関税徴収を請け負わせる代償として輸出入品を独占させた。これが公行制度の始まりである。1720年行商16家が公行を結成し,取引を独占,価格の協定をはかったが,他の行商の反対で成功せず,26年有力な行商6家がえらばれて外国船との取引独占権をあたえられ,他の一般行商はこの6家(保商)の保証のもとで取引を行った。57年,ヨーロッパ諸国との貿易は広州1港に限定され,以来主としてイギリスとの茶・生糸・絹貿易は飛躍的に増大した。それにつれて公行の利益も莫大なものとなったが,他方関税納入その他,政府・官僚への献金なども多額にのぼり,投機的な取引とあいまって破産する行商も少なくなかった。イギリスとのアヘン戦争に敗れた結果,南京条約によって公行制度は廃止され,その後外国貿易の仲介商人は公行にかわって買辦となった。
執筆者:北村 敬直
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