典鑰・典鎰(読み)てんやく

精選版 日本国語大辞典 「典鑰・典鎰」の意味・読み・例文・類語

てん‐やく【典鑰・典鎰】

〘名〙 令制での中務省(なかつかさしょう)四等官ほか品官中央官庁倉庫の鍵を保管した。定員は大・少典鑰各二人、各々従七位上・従八位下相当。かぎのつかさ。かぎとり。〔令義解(718)〕

かぎ‐の‐つかさ【典鑰・典鎰】

〘名〙 =かぎとり(鎰取)①〔文明本節用集(室町中)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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