冠棚(読み)カムリダナ

デジタル大辞泉 「冠棚」の意味・読み・例文・類語

かむり‐だな【冠棚】

《「かんむりだな」とも》
冠をのせる棚。
書院床の間などのわきに設ける化粧棚一種

かんむり‐だな【冠棚】

かむりだな

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「冠棚」の意味・読み・例文・類語

かむり‐だな【冠棚】

〘名〙
① 冠を置く棚。後には香炉の台にも用いられる。
四十八棚一つ。書院や床の間の脇に設ける化粧棚の一種。

かんむり‐だな【冠棚】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の冠棚の言及

【棚】より

…これには棚だけの二階棚,三階棚もあり,蒔絵(まきえ)などで美しく装飾され,寝殿造建築における貴族調度の典型となった。この系統の棚も中世,近世に室内装飾の中心として受けつがれ,近世の三棚や冠棚となる。三棚は大名家の嫁入調度で,厨子棚,黒棚,書棚から成る。…

※「冠棚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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