冽冽(読み)れつれつ

精選版 日本国語大辞典 「冽冽」の意味・読み・例文・類語

れつ‐れつ【冽冽】

〘形動タリ〙 寒さや冷たさなどが激しくきびしいさま。凜冽(りんれつ)
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石一一「余る所は皓々冽々たる空霊の気丈になる」 〔左思雑詩

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「冽冽」の読み・字形・画数・意味

【冽冽】れつれつ

寒冷のさま。唐・韓〔崔立之評事に贈る〕詩 復(ま)た聞く、王師西のかた蜀を討つと 霜風冽冽として、を摧(くだ)く 走馳檄(ちげき)、賢を得るに在り 燕雀拏(ふんど)して鷹隼(ようしゆん)を(むか)ふ

字通「冽」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android