出居の少将(読み)デイノショウショウ

デジタル大辞泉 「出居の少将」の意味・読み・例文・類語

でい‐の‐しょうしょう〔でゐ‐セウシヤウ〕【出居の少将】

朝廷行事に際して、出居いでいの座に伺候し、世話役をした近衛少将。いでいのすけ。

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精選版 日本国語大辞典 「出居の少将」の意味・読み・例文・類語

いでい【出居】 の 少将(しょうしょう・すけ)

  1. 中古宮中儀式で、出居の座について事を行なう近衛少将。出居の次将
    1. [初出の実例]「衲(なふ)袈裟。いでゐの少将」(出典枕草子(10C終)一二三)

でい【出居】 の 少将(しょうしょう・すけ)

  1. 中古、朝廷で儀式を行なう時、出居の座について事を行なう近衛少将。出居の次将。いでいのしょうしょう。
    1. [初出の実例]「でゐの少将」(出典:春曙抄本枕(10C終)一〇九)

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