分が悪い(読み)ブガワルイ

デジタル大辞泉 「分が悪い」の意味・読み・例文・類語

わる・い

形勢が悪い。不利だ。「アウェーでの試合は―・い」
[類語]不利不利益不為ふため不得策不都合劣勢守勢劣る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「分が悪い」の意味・読み・例文・類語

ぶ【分】 が 悪(わる)

  1. わりが悪い。損である。不利である。
    1. [初出の実例]「引き合ひを始めるが、怪我をした方は何うも歩(ブ)が悪(ワル)い」(出典:続珍太郎日記(1921)〈佐々木邦〉九)
  2. いまいましい。しゃくにさわる。
    1. [初出の実例]「エエぶのわるい俄公家、へちまでもない者共の位に負けたる無念やと」(出典:浄瑠璃・曾我虎が磨(1711頃)上)

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