初井しづ枝(読み)はつい しづえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「初井しづ枝」の解説

初井しづ枝 はつい-しづえ

1900-1976 大正-昭和時代の歌人
明治33年10月29日生まれ。結婚後作歌をはじめる。大正15年「日光」に参加して北原白秋に師事し,のち宮柊二(しゅうじ)の「コスモス創刊にくわわった。昭和46年「冬至梅」で読売文学賞。昭和51年2月15日死去。75歳。兵庫県出身。旧姓井上本名はしづ江。歌集に「花麒麟(きりん)」「藍(あい)の紋」など。
格言など】今し征く吾が子いづれぞ兵列のあまたの顔のゆきすぐるのみ(「花麒麟」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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