初刷(読み)ショズリ

デジタル大辞泉 「初刷」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ずり【初刷(り)】

書籍など印刷物を初めて印刷すること。また、その印刷物。第一刷り。初刷しょさつ
[類語]初版新版

はつ‐ずり【初刷(り)】

しょずり(初刷り)
新年になって初めての印刷。また、その印刷物。特に、1月1日付の新聞をいう。 新年》

しょ‐さつ【初刷】

初刷しよず」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「初刷」の意味・読み・例文・類語

はつ‐ずり【初刷】

〘名〙
最初に刷ること。また、その印刷物。初版。しょずり。
② 新年になって初めての印刷。また、その印刷物。特に、一月一日付けの新聞をさすこともある。《季・新年》
朝野新聞‐明治一六年(1883)一二月二八日「来十七年一月四日の初刷(ハツズリ)より更に字数を増し」

しょ‐さつ【初刷】

〘名〙 その版による第一回目の印刷。また、その印刷したもの。初ずり。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

図書館情報学用語辞典 第5版 「初刷」の解説

初刷

一つ組版もしくは版木を使って初めて刷ること,あるいはそのときに刷られたすべての印刷物.初刷という表現は初版だけに用いるわけではなく,第2版,第3版,増補版など,その版で初めて刷れば,いずれも初刷となる.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android