別人(読み)ベツジン

デジタル大辞泉 「別人」の意味・読み・例文・類語

べつ‐じん【別人】

別の人。その人とは違う人。「盛装して別人のように見える」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「別人」の意味・読み・例文・類語

べつ‐じん【別人】

〘名〙 その人とは別の人。ほかの人。他人余人。べちじん。べつにん。
性霊集‐一〇(1079)答叡山澄法師求理趣釈経書「若覓心理趣者、汝身中有、不用覓別人身中」
当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉三「全く別人(ベツジン)かと思はれるし」 〔宋書‐謝晦伝〕

べつ‐にん【別人】

〘名〙 (「にん」は「人」の呉音) =べつじん(別人)
サントスの御作業(1591)一「マタ betnin(ベツニン) ワ コノ Apostolo ワ シシ タマワズ シテ〈略〉マシマス トモ イエリ」

べち‐じん【別人】

〘名〙 (「べち」は「別」の呉音) =べつじん(別人)〔羅葡日辞書(1595)〕

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普及版 字通 「別人」の読み・字形・画数・意味

【別人】べつじん

他の人。張籍〔春に感ず〕詩 年、各自東西に去らば 此の地、を看るは、是れ別人ならん

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