利益剰余金(読み)リエキジョウヨキン

デジタル大辞泉 「利益剰余金」の意味・読み・例文・類語

りえき‐じょうよきん【利益剰余金】

利益準備金繰越利益剰余金任意積立金など、会社利益処分の結果として社内に蓄積される金額をさす。資本金資本剰余金自己株式とともに、株主資本を構成する。

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百科事典マイペディア 「利益剰余金」の意味・わかりやすい解説

利益剰余金【りえきじょうよきん】

未処分および処分済の利益を総称する会計上の用語留保利益とも。営業活動から得られた利益を源泉とする剰余金で,利益剰余金計算書によって在高(ありだか)および増減が表示される。
→関連項目自己資本

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株式公開用語辞典 「利益剰余金」の解説

利益剰余金

自己資本のうち、資本金を超える部分が剰余金であるが、毎年度の利益や損失、または積立金などが積み重なったものなど剰余金の発生源泉が利益とするもの。

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世界大百科事典(旧版)内の利益剰余金の言及

【剰余金】より

…つまり,両者の用語法の違いは,剰余金のなかに法定準備金を含めるか否かという点にある。企業会計原則は,剰余金の発生源泉の違いに注目して,資本取引から生じた剰余金を〈資本剰余金〉と称し,損益取引から生じた剰余金を〈利益剰余金〉と称して,剰余金を二大別する考え方を強調しているが,そもそも資本取引と損益取引との区別の基準がきわめて不明確であるため,資本剰余金と利益剰余金との区別も明確にならず,結局,企業会計原則が長年にわたって主張してきた剰余金の概念は現行の会計制度のもとでは実践的存在意義を失っている。このため,会計実践上は計算書類規則が規定する剰余金概念がもっぱら用いられている。…

※「利益剰余金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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