刻昆布(読み)きざみこんぶ

精選版 日本国語大辞典 「刻昆布」の意味・読み・例文・類語

きざみ‐こんぶ【刻昆布】

〘名〙 昆布をかわかし、鉋(かんな)で削り細かくしたもの。刻みこぶ。
浮世草子日本永代蔵(1688)二「物毎(ものこと)(いそが)しき所なれば刻昆布(キザミコンブ)花鰹かきて計売か」

きざみ‐こぶ【刻昆布】

※浮世草子・好色訓蒙図彙(1686)上「盆に入たるは〈略〉塩がひ、刻昆布(キザミコブ)山升のかは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android