剣笏(読み)けんさく

精選版 日本国語大辞典 「剣笏」の意味・読み・例文・類語

けん‐さく【剣笏】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さく」は「しゃく」ともいい、束帯着用の時右手にもつ板片 ) 剣と笏。また、それを持つ人。
    1. [初出の実例]「七らいの御はらへ日、〈略〉五位の中七人を使にさして催す。近衛司けんさくの輩などは、あながち勤めず」(出典:日中行事(1334‐38頃))
    2. [その他の文献]〔韓翃‐贈別上元主簿張著詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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