剪花翁伝(読み)せんかおうでん

百科事典マイペディア 「剪花翁伝」の意味・わかりやすい解説

剪花翁伝【せんかおうでん】

江戸末期の植物書。南紀の人中山雄平の著書。松川半山画。5巻。1851年(嘉永4年)刊行大坂の剪花翁という人物から植物栽培の秘訣を聞き書きしたもの。切花栽培法を四季に分け,各草木の特色,開花時期,品種などについても記す。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android