精選版 日本国語大辞典 「創造的進化」の意味・読み・例文・類語
そうぞうてきしんか サウザウテキシンクヮ【創造的進化】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
ベルクソンの第三主要著作。1907年刊。発生論的見地からの知性論であると同時に生命論的宇宙論。知性は生の一所産にすぎず、生の全体を解明することはできない。目的論、機械論はともに偽りの包括的説明であり、宇宙は「生成の大洋」にして「予見不能」の「創造的進化力」に満ちている。中心、始原には「巨大な花火が炸裂(さくれつ)するように」「生の活力(エラン・ビタール)」が「絶えざる噴出を続け」ているはずで、地球上の諸生命体はその噴出力に対して物質のなしたもろもろの限定の所産にすぎず、植物では意識は「麻痺(まひ)」し、動物では創造力は「停滞」して再生力にとどまり、人間のみが創造力を保持しているが、しかし物質の限定を超えて始原の純粋創造力に合一するには至らない。個々の生命体との共感に生きる「芸術家的直観」がせいぜいで、「形而上(けいじじょう)学的直観」には「超人的」な認識力が不可欠であるとされる。
[中田光雄]
『真方敬道訳『創造的進化』(岩波文庫)』
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
1/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
12/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新