勝放(読み)かちっぱなし

精選版 日本国語大辞典 「勝放」の意味・読み・例文・類語

かちっ‐ぱなし【勝放】

〘名〙 (形動) ずっと勝ち続けること。また、そのさま。かちはなし。
※相撲講話(1919)〈日本青年教育会〉常陸、梅の爛熟時代「此場所は両雄とも近年にない大元気で、且何れも初日以来の勝放(カチッパナシ)でゐるので」

かち‐はなし【勝放】

〘名〙 (形動) =かちっぱなし(勝放)
※街道記‐久慈街道(1956)〈井伏鱒二〉「四ケ峯は江戸本場所のときも大阪旅興行のときにも大当り勝ち放しで」

かち‐はな・す【勝放】

〘自サ五(四)〙 ずっと勝ち続ける。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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