勧説(読み)カンセツ

デジタル大辞泉 「勧説」の意味・読み・例文・類語

かん‐せつ〔クワン‐〕【勧説】

[名](スル)ある行為をするように説くこと。かんぜい
「安政六年の末から、中丸昌庵が主として―した所である」〈鴎外渋江抽斎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「勧説」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぜい クヮン‥【勧説】

俊寛(1921)〈菊池寛〉四「有王が涙を流しての勧説(クヮンゼイ)も、どうすることも、出来なかった」

かん‐せつ クヮン‥【勧説】

〘名〙 ある行為をするように説きすすめること。かんぜい。
代議政体(1875‐79)〈永峰秀樹訳〉一「又凡そ中人を勧説し、之に定見を立てしむるは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「勧説」の読み・字形・画数・意味

【勧説】かん(くわん)ぜい

すすめる。〔漢書広伝〕今日飮の費も且(まさ)に盡きんとす。宜しく人のに從ひ、君にして田宅を買はしむべし。

字通「勧」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android