北与力町(読み)きたよりきまち

日本歴史地名大系 「北与力町」の解説

北与力町
きたよりきまち

[現在地名]高知市永国寺えいこくじ

永国寺町の北にあって、東はなかはし通から西はかみはし通までの二町三四間三尺(高知市沿革略志)。与力が多く住んでいたための町名という。元禄(一六八八―一七〇四)頃には町の東詰に御小人部屋があり、その角の屋敷火見櫓があったが、その地も享保一二年(一七二七)の大火後武家屋敷となったという(同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android